ピンハネとは?
2004年の労働派遣法改正以降、派遣事業を行う会社が急増しました。
そして、派遣事業が世間に広まるにつれ、ピンハネという問題がメディアで多く取り上げられるようになりました。
ピンハネとは、他人の利益のうわまえを先に取ることを意味します。
例えば、ひとりあたりの日給が1万円だった場合、労働者には8千円渡し、余った金額をもらう。
このような方法で利益を得ることをピンハネと言うのです。
これは人材派遣会社が行っている利益確保の方法です。
ピンハネという言葉は、不正に利益を奪い取るなどといった悪い意味をこめて使われることが多いですが、正確にはそうではないのです。
某大手人材派遣会社が「データ装備費」などと称した架空の名目を使って、派遣労働者から不正に利益を奪い取るなどの問題が発覚しました。
他にもこのような問題が多発したため、自然と、派遣労働者から不正に利益を奪うことをピンハネと呼ぶようになったようです。
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