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派遣として働いて悪かったこと その2


派遣として働いて悪かったこと その2

窓際社員などという言葉があります。

派遣で働いている場合、以外にもこの窓際社員になってしまうことが多いようです。

私もその経験があります。
これは辛かった…

派遣された企業で本来やるはずだった仕事が突然流れてしまい、私のやることがなくなってしまいました。
契約は3ヶ月だったのですが、そのほとんどの期間やることがありません。

派遣社員というのは当然派遣先企業からしてみれば外部の人間になるわけですので、あれもこれも仕事を任せてくれるわけではありません。
ですので、仕事が流れたらのならすぐに帰して欲しと思い自社の上長にその旨をかけあったのですが、不景気ということもあり、「すぐに他の仕事が見つかりそうにないからその場に留まってくれ」と言われました。
契約というのは一度交わすと、よっぽどの理由がない限り反故にするわけには行きません。
そのため派遣先企業も、「任せられる仕事がなくなったからもう来なくて良いよ」と言うわけにもいかないようで、私はただその場で待機していました。

始めのうちは、毎朝、「今日は何かやることありませんか?」と派遣先上長に聞いていたのですが、任せてもらえる仕事はあまりありませんし、あったとしても大した仕事ではありません。
そのうち、毎朝同じことを聞くのが嫌になっていき、派遣先上長もうっとおしがってることに気がつき始め、特に私からは動こうとはしなくなり、完全にやることがなくなってしまいました。

周りでは私と同い年ぐらいの若手正社員が先輩社員の下で忙しくしており、それを見ていると居たたまれなくなってきます。
同じ境遇の人が私の他に誰かひとりでもいればまだよかったのですが、派遣されたのは私ひとりで、余計に辛かったです。

スケジュールが間に合わず、数日間、家に帰れなかったときの方が断然良かった…。

派遣先企業の新入社員に哀れみの目で見られたときのあの屈辱感は一生忘れられないでしょう。


たぶん、契約期間が過ぎるまでうち(派遣先企業)からは何も言えないから、「自社に帰りたいと自分で言え」ということだったと思います。

気を強くして、座ってるだけで給料が貰えると思えれば良かったのですが、私には無理でした。

これは辛かったです…

やはり派遣で働くということは、常にアウェイな環境で働くことになるということです。



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